「うだつが上がらない」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉の語源が徳島にあるというのです!Twitterで教えていただいたので早速調べてみることにしました。
いつまでもうだつが上がらないサイトにならないようにと願いを込めて・・・
「うだつが上がらない」とは?
今回、注目したうだつが上がらない(うだつがあがらない)の意味は、いつまで経っても出世しない、生活が向上しないことのたとえだと書かれています。
また、身分がぱっとしない、幸せになれないことのたとえだそう。
「いつまでもうだつの上がらない男になりたくない」
という使い方。そんなうだつが上がらないの語源が徳島県に由来しているのでした!
徳島県に由来?うだつとは何?
この語源の一つに、梁の上に立てて棟木を支える短い柱を「うだつ」といい、このうだつが棟木乗っている姿が頭が上がらないように見え、出世できないという説。
二つ目は、商家などで隣りの家との境に設ける防火壁のことを「うだつ」といい、そのうだつを高く上げることを繁栄のしるしとしたことからとする説と言われています。
ちょっとここで気が付きませんか?徳島県にもうだつが有ることを・・・・
うだつが上がらないのうだつは美馬市脇町に
徳島県美馬(みま)市には、連接している家屋の境目に、屋根よりも一段と高くこしらえた壁のようなものが造られているのうだつの町並みがあります。
吉野川北岸の主要街道の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝で、吉野川に面するため舟運の利用にも適した位置にあり栄えたという脇町。
この町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展。町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が多くみられることであり、このことから「うだつの町並み」として親しまれています。
徳島県の紹介では?
徳島県美馬市脇町の「うだつの町並み」がうだつが上がらないの語源だという諸説は徳島県観光協会のサイトでも紹介されていました。
PDFファイル
https://www.awanavi.jp/uploaded/attachment/20125.pdf
「うだつ」を造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができず、「うだつが上がらない」ということは富の象徴。
なるほど!!それでうだつが上がらないという言葉になったのですね。
うだつの町並みの場所
この「うだつが上がらない」という言葉の語源となった「うだつの町並み」。昔のままの町並みが現在も残っており、観光客も多く訪れている人気スポットです。
場所はこちら↓
一度見に行って見てはいかがでしょうか?
脇町劇場(オデオン座)
また、このうだつの町並みには、私が学生時代に西田敏行が映画撮影に来たオデオン座があります。
幼少時代に今は亡き父が私を連れて行ってくれたことが記憶に残っている思い出の場所です。
その頃はかなりボロボロだったような気が。何を見たかはっきりとは覚えていませんが(泣)
現在は毎年「うだつがあがる芝居公演」、「林家一門会」などイベントが行われているようです。
まとめ
「うだつが上がらない」の語源が徳島県美馬市脇町のうだつの町並みにあるということをについて調べました。
この徳島県美馬市脇町は私の思い出の場所でもあります。そんな脇町がうだつが上がらないの語源になっているなんて!
もっと広めて「うだつの町並み」を見に来てもらったら・・・・
若い人にどうアピールしてくかを考えつつ、「うだつが上がらない」を調べながら少し懐かしい気持ちに。
次は何について調べようか考えています。何か調べて欲しいなどございましたらお気軽にご連絡下さい!
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