皆様たらいうどんをご存知でしょうか?お隣香川県のうどんが有名ですが、徳島県には「たらいうどん」という郷土料理?があるのです!
お安くセルフうどんとして手軽に食べられる香川県のモチモチのどごしを楽しむうどんとは少し違う徳島県のご当地うどんをご紹介します。
この「たらいうどん」は家族でワイワイガヤガヤ食べるのが楽しむスタイル。
お一人で食べに行くよりは観光やデート、子供と食べに行くととても楽しめると思います。
徳島の郷土料理たらいうどん
徳島にもうどんが有名な場所があります。お隣「うどん県」と唄いうどんを観光資源としてうどん目当ての観光客を囲い込む香川県にも負けないうどんが徳島県にも有ります。その名も
「たらいうどん」
このたらいうどんとは、徳島県阿波市土成町(旧御所村)に広まった郷土料理です。文字通りたらいに入ったうどんなんです。
たらいに何故かぶっ込まれたなんとも不思議な雰囲気を醸し出すこのうどん。なぜたらいに?と不思議に思うと思います。
なぜたらいに?名前の由来とは
なぜたらいに?と不思議に思われる徳島県の郷土料理である「たらいうどん」。
1931年(昭和6年)に当時、御所村だった徳島県阿波市土成町を訪れた徳島県知事の土居通次が、飯盆に入ったうどんを振る舞われた時に、
「たらいの様な器に入ったうどんを食べてうまかった」
と、その見た目から感想を述べたことが名の由来となったとされています。この飯盆とは、すし屋など魚屋などで用いる容器。
浅くて広いだ円型のちょうどたらいに似た入れ物で東京では「盤台(ばんだい)」といっているそうです。
ちらし寿司のCMなどで酢飯を混ぜてるあれ!
当時は高級だったうどんを酢飯などを入れる飯盆に釜揚げうどんを入れて振る舞っていたのですね。
郷土料理たらいうどんの歴史
1931年(昭和6年)にたらいうどんと命名されたこの郷土料理。その歴史というのが、江戸末期まで遡るというのです。
たらいうどんのきっかけ、起源というのが、きこりが河原に作ったかまどでうどんを茹で、川魚で出汁を取ったつけ汁で食べていた物だということです。
もともとは、じんぞくという地元の魚で取った出汁がつけ汁に使われていたそうなのですが、近年はじんぞくの漁獲量が減少しじんぞく以外の出汁を用いたものが主流となっていようです。
因みに、2015年に「たらいうどん」と命名された日が11月7日であると判断したことから、11月7日を「たらいうどんの日」と制定されています。
11月7日は徳島県阿波市へたらいうどんを食べに行こう!!
まとめ
たらいでうどんを食べるなんてふざけていると思っていましたが、実は飯盆に入れてオ・モ・テ・ナ・シしていたことが判明。
なるほど。
さっそく明日、会社に行ってたらいうどんの話をしよう。たらいうどん食べたこと有る香川県民はどれほど居るのだろうか。
「たらいうどん」
うどん県のうどんに負けない「たらいうどん」が有るということをもっと配信していきます。
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