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歴史は1000年以上「大麻比古神社」徳島県のパワースポット

徳島県屈指のパワースポット・大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)。徳島県鳴門市の大麻町に位置する神社で、その歴史は1000年以上にもなるといいます。格式が高く、県内外からたくさんの人々が訪れています。

農業・産業の守り神である「天太玉命」(大麻比古命)と、交通安全厄除けの神の「猿田彦命」がまつられており、その由緒正しさは県内一。特に正月三が日には、30万人もの参拝者が訪れるといいます。

目次

徳島随一のパワースポット・大麻比古神社

通称「大麻さん」「大麻はん」とも呼ばれ、古くには阿波国・淡路国両国の総鎮守として、現在は徳島県の総鎮守として信仰を集めている、格式高い神社「大麻比古神社」。

県下一のパワースポットでもあるこの神社を訪れた際にまず目にするのは、トレードマークとも言える大きな赤い鳥居。鳥居は老朽化により過去に一度とり壊されており、現在の鳥居は2002年に再建されたものです。もともとはこのように大きくはなかったのですが、再建の際に現在のような立派な大鳥居になったのです。

ここから少し歩くことになるのですが、参道を8~10分ほど歩くと境内に到着します。左右に石灯篭が並ぶこの参道は緑豊かで、赤い鳥居とのコントラストを視覚的に楽しむこともできます。境内は「大麻山県立自然公園」として、徳島県によって県立自然公園に指定されており、その中を歩くだけでもマイナスイオンを浴びてリフレッシュができそう。

提供:凛さん(Twitter)

境内に入るとある手水舎の先には、市の天然記念物にも選定されている、ご神木の大楠(くすのき)の姿が。樹齢千年余りだというこの巨木は、幹回りが8.3m、高さが22mとかなりのサイズ感です。

見るからに霊験あらたかなご神木ですが、手をかざすとご神木からパワーが貰えると言います。マイナスなパワーを手放したい時は右手、逆に良いパワーを貰いたい時は左手をかざすとよいのだとか。興味のある方はぜひ試してみてくださいね。

大麻比古神社のご利益

大楠からさらに進むと、拝殿があり、さらに奥には本殿があります。本殿では、天太玉命※(あめのふとだまのみこと)と猿田彦大神(さるたびこのかみ)の二神が奉られています。

(※大麻比古神と同一視されています)

大麻比古大神(おおあさひこのおおかみ)は、阿波国を開拓した阿波の忌部氏(いんべし)の大祖先の神様です。また猿田彦大神は、お祭りでは神輿(みこし)の先頭に立って天狗のお姿をして神輿の先導をされます。

引用:大麻比古神社

天太玉命が農業・産業の守り神であることにちなみ、仕事運にまつわる御利益を得るために「仕事守」を買う人も多いようです。

また、大麻比古神社は厄除けにもうってつけのスポット。神社に祀られる二神は厄除けの神様と親しまれており、拝殿の前には自ら厄払いのできる祓串(はらえぐし)があるほか、神主さんにお願いすれば本格的なお祈りもしてもらえます。

大麻比古神社では、御祈祷の際に、麻のみで作られた大麻(おおぬき)を使います。古より伝わる、大麻の原型だといいます。

そのほか、神社エリア内には、山神社や、天照大神を祀っている西宮社をはじめとした様々な神様が祀られている祠もたくさん。訪れた際には「大麻さん」以外の神様の祠も参拝することで、メインの二神からのご利益のみならず、色々なご利益を得ることができます。

駐車場やアクセス、基本情報

神社には参拝客用に無料駐車場(1000台)が完備されています。普段であれば問題のないキャパシティですが、初詣の際にはやはり混み合うもの。早めに向かって場所を確保するか、可能であれば公共交通機関で赴くのも手でしょう。最寄り駅はJR高徳線の板東駅で、そこから徒歩約30分となっています。

あわせて、大麻山の頂上には、奥宮である「峰神社」があります。歩いて登ることができますが、片道90分かかるので、しっかりとした準備が必要だと言えるでしょう。 

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