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絶景の中で立ちションスポット!祖谷渓の小便小僧の歴史・理由や場所(動画・画像)

徳島県の観光スポットで祖谷のかずら橋などが有名な三好市西祖谷山村。自然豊かな景色の中でラフティングやアスレチックなど自然を満喫できる観光スポット。

その中でも山々に囲まれ透き通った川が流れ春夏秋冬景色が綺麗で観光客が絶えないという祖谷渓。そんな絶景の中で立ちションスポットが話題になっています。

「小便小僧」といえば、誰もが知っている、欧州ベルギーの首都・ブリュッセルにある有名な銅像。その名の通り、少年が裸で小便をしている姿はあまりにも有名で、この銅像をオリジナルとして、現在では世界のいくつかの場所にこれを模した像が造られています。

そんな「小便小僧」ですが、実は徳島県内の、ある山間部にも建っているんです。しかも、なんと断崖に!?その詳しい場所や謎について見ていきましょう。

目次

小便小僧の場所は祖谷渓

徳島県で不思議な位置に建っている小便小僧を見られるのは、三好市池田町松尾から三好市西祖谷山村の間。V字型に深く切り込んだ渓谷である祖谷渓(いやけい)には、エメラルドグリーンの祖谷川(いやがわ)が流れています。

祖谷渓はその特徴的な形から「ひの字渓谷」とも呼ばれており、全長は10キロにも及びます。この一帯は古くから、平家の落人伝承がある隠れ里として名高く、日本三大秘境を謳う場所でもあります。

降水量が多い地域であるために樹木が生い茂り、秋には谷底から峰までが全山紅葉して圧巻です。また新緑の季節にも、深いV字型の渓谷から、見事な自然美溢れる景色が広がり、非常に見応えがあります。

この地域で有名な観光地としては、植物の「つる」でできた吊り橋である「祖谷(いや)のかずら橋」や、かつて逃げ延びてきた平家の一族が琵琶を奏でて慰め合ったと言われる「琵琶の滝」など。そして、今回のメインテーマである「小便小僧」です。

断崖絶壁で立ちション!小便小僧の歴史・由来

渓谷を上から覗き込めば、目がくらむほどの高さ。そんな中、祖谷街道一の難所といわれる七曲(ななまがり)には「小便岩」と呼ばれる大きな断崖があって、ここにはかつての祖谷街道の開設工事で残った岩が突き出ており、岩の上にはなんとも不思議な光景なのですが、本当に小便小僧の姿が。

近隣の名所である「かずら橋」からは、車で15分~25分の位置にあるので、あわせて観光するのがよさそうですね。

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谷底まで約200mはあろうかという高さにあるこの場所は、かつて地元の子どもたちや旅人、作業員などが度胸試しに立った、あるいは実際にここから立ちションをしたという逸話があるといいます。

また豆知識としては、実際にここから放尿すると、あまりの高さに谷底に着く前に霧になってしまうそうです。誰か試したんでしょうか?こんな高さにある岩に立つことを想像するだけで足がすくみます。

この彫刻は、どうやらベルギーにあるオリジナルの銅像のように、小便(水)は飛ばしていない様子。また、ベルギーにあるもののレプリカというわけではなく、その風貌も日本人少年風となっています。

謎に包まれる小便小僧ですが、制作時期や制作者などははっきりしています。こちらの彫刻は1968年に作られたもので、制作者は徳島県出身の彫刻家・河崎良行(かわさき りょうこう)さんという方だそうです。2006年には徳島県文化賞を受賞されています。

本当に高い場所にあるので、写真撮影などされる際には十分注意してくださいね。また車でお出かけの際には、カーブの多い山道を登ることになるので、車の運転に慣れているほうが安心ではありますが、道はしっかり整備されています。

ただ、細い山道なので、対向車にはくれぐれも注意しましょう。近くには温泉もあるので、時間帯によっては交通量も少し多めになります。山間ドライブは少し怖い一面もありますが、マイナスイオンもたっぷりで気持ちいいですよね。

絶壁で立ちションが話題の小便小僧場所

絶壁で立ちションスポットで有名な祖谷渓の小便小僧の場所は下記の通り。都会のようにコンビニなどあまりない山奥ですので要注意です。

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