そば米汁(蕎麦米汁)といえば皆さんご存知の家庭の味。しかし、県外では蕎麦の米を食べる文化は有りません!
私と弟2人を1人で育て上げてくれた母の手料理で一番好きなメニューが蕎麦米汁(そば米雑炊)でした。
1,2日置いてから食べる母のそば米汁(そば米雑炊)は最高でした。今日はそんなそば米汁について色々書いていこうと思います。
そば米汁(蕎麦米汁)は徳島県民だけ
蕎麦(そば)は粉状にして麺にして食べる。それが全国の主流だということを30歳を過ぎて知ることとなりました。
私達の愛する「蕎麦米汁(そば米汁)」は徳島県民だけの食べ物なんです。
各県に出張に行って聞いてみましたが、そば米汁(蕎麦米汁)の存在を知る人は全くいませんでした・・・
あんなに美味しい(家庭それぞれの味は有るかと思いますが・・・)そば米汁を知らないなんて・・・
ドラマで見たという人も
色々な県で私は大好きなそば米汁について語って来ました。母の味だったのと知らないということに驚いた為です・・・
色々な方に聞いて回っていると、たまにドラマで見た(ナポレオンの村・第三話だったかな?)というお話は聞きます。
しかし、蕎麦(そば)の米を食べるなんて文化は徳島くらいなんです(東北から沖縄まで仕事で行った私が聞いた中では・・・)。
そば米の効能・栄養素
私の大好きなそば米、その効能・栄養素に少し興味が湧いてきました。
色々調べて見ると、そば米のカロリーはお米より少し高いくらいだそうです。しかし、その栄養素にかなりの差があると言われているようです。
そば米にお米と違い、ビタミンB1、B6、ナイアシン、パンテトン酸、マグネシウム、銅が豊富に含まれています。
それに加えてルチンやトリプトファンも豊富に含まれていることから新陳代謝が上がり冷え症にも効果が期待されているというのです。
ホンマかいな!?
そんなにそば米は良かったのか・・・
ネットで調べてみると良いことばかり書かれていました。
脳細胞の活性化・記憶力アップ・認知症の予防など言われているようですが、ネットの仕事をしてきた私はそんな情報を信じませんが…。
ビタミンB1、B6、ナイアシン、パンテトン酸、マグネシウム、銅がお米よりも多く含まれている。それだけでありがたいと思いました。
そもそも蕎麦米(そば米)を食べるきっかけは?
そば米を食べるのは徳島県だけだと私は色々仕事で行って知ることとなりました。
では、なぜそば米を食べるようになったのか?
その理由は、山村部では米を育てる環境ができない為、長期保存が効く蕎麦米(そば米)を食べるようになったそうなんです。
蕎麦の実は基本的に機械で殻を取り擦って粉とするんですが、お米が貴重な山村部では主食だったようですね。
そば米汁の作り方
母の味として記憶している大好きなそば米汁。そんなそば米汁の作り方(三人前)を説明します。
我が家のそば米汁の材料
- 玉ねぎ
- ニンジン
- 鶏肉
- 豆腐
- えのき
- そば米
作り方
- 水からそば米を茹でる
- ザルに上げ軽く洗い(そば殻など出てきたら取る)、そのまま放置。
- ダシを取る(ウチは鰹だし)
- 材料を好みにあわせて切る
- 具をぶっこんでいく
- 最後にそば米を投入
- 麺つゆなどで味付け(実家はコンソメスープ風でした)
ちなみに私は1,2日置いた少し柔らかく味の染み込んだ物にご飯をぶっこんで食べるのが大好きでした。
まとめ
昨夜もそば米汁を食べましたが、徳島県の郷土料理だったということを知っている人は意外と少ないんです。
私も香川県で仕事をするまでは知りませんでしたから・・・・
そしてあの美味しい家庭の味である楕円形で衣を纏った食べ物も・・・・
その話はまた後日に。
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